金枝篇とか

そろそろ月一くらいで更新します。 昔よんだ、誰もよまなそうな本の書評とか。

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アニメの中での引用に問題があるんでしょうかね。③

引用・サンプリングにあふれたエウレカセブンが、決して「サンプリングいいじゃん盗用バンザイ!」って謳っているわけではない、むしろ主人公のレントンと敵役のデューイを通して、本物(本当の英雄)とマガイモノ(の王)について描いているところが面白いところです。
 数多くの引用は、「本物・マガイモノ」とは何かを考えさせる小道具として扱われているように見えます。

敵役の、デューイ大佐は、「本物・マガイモノ」にこだわった、本当の王になることにこだわった。金枝篇を参考に、賢人、あるいは"指令クラスタ"を殺した、「王殺し」を実施した。あるいは「自分の運命と世界の運命を連動させる」(過去のエントリ"http://it73.blog37.fc2.com/blog-entry-25.html"を参照していただければ幸いです)よう、自分が死んだら世界も滅びるようにした。結局は自ら身を滅ぼして終わる。罪の意識・自戒の念にとらわれながら、誰かが書いた筋書きを無理やり真似て自らを死に追いやった。これじゃあ、「大変ハタ迷惑な人だったけど、彼の人生なんだったんでしょうね。」で終わってしまう、悲しい結末です。

それに対する主人公レントンは、旅の途中で「人に言われたことをそのまま信じている」自分に気がつき、自分がやりたいこと、自分が選んだことを自覚し、実行する力を身につけていった。最終的にはその生き様を "本当の英雄" になったらしいけど、別にレントン自身は英雄になろうとしたわけでも王になろうとしたわけでもなかった。

自ら飛んで、自ら道を切り開いたレントンは英雄。
それをマネすることは悪いことじゃない、罪の意識とかで生きることに窮して、何かをなぞることが目的となっちゃう人生は悲しいことだ。

このアニメの哲学っていうのはこんなところにあったのかな、フィロソフィー・フィクションだったそうだけど。って、なんとなく思いました。なんて事をブログに書くのはいろいろ野暮なのかもしれませんが。
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テーマ:交響詩篇 エウレカセブン - ジャンル:アニメ・コミック

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