金枝篇とか

そろそろ月一くらいで更新します。 昔よんだ、誰もよまなそうな本の書評とか。

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初版金枝篇 第三章 第五節 アッティス

アッティスはフリギュアの神様。植物神(松の神様)で、伝説も儀式もシリアのアドニスと似ていて、古代人も同一視したそうです。概要おしまい。

日本語版の Wikipedia にもアッティスの説明が載っているので参考にしてください。

ちなみにフリュギアっていうのは今のトルコで、ここらへんらしい。
イスタンブール(コンスタンティノープル)とクレタ島とキプロスを結んだ三角形の、真ん中、やや北くらい。
Google MAP だと、だいたい、この辺です。

それと、アッティスは処女から生まれたそうです。アッティスの祭りはローマでも行われていたそうです。ローマでも、コンスタンティノープルの近くでも、キリスト教以前から「神の死と復活」と「処女懐胎」があった、とのことなんでしょう。そうすると、神の像などを水に浸す「雨乞いの儀式」は "洗礼" だろうなぁ。像が木に取り付けられるのが磔、は行きすぎかな。



アッティス
・フリギュアの神。植物神であったと思われる。
・春の祭りで毎年死が弔われ、復活が祝われた。
・女神キュベレに愛された。
・死因は二説あり。
  1.イノシシに殺された。(崇拝者が豚を食べない理由?)
  2.松の木の下で手足を切断されて出血多量で死んだ。(野蛮で残酷!)
・毎年の祭りの内容は、たぶん、以下のような内容。
  1日目(3月22日)、春分の日に森の松の木が一本切られ、キュベレの聖所に運ばれる。木は神として扱われる。
  木は羊毛の帯とスミレの花で飾られる。スミレはアッティスの血から生えたと言われる花。
  若者の像がこの木の中央に付けられる。
  翌日(二日目)、ラッパを吹く。
  三日目。血の日。大司祭が両腕から血をとり、この血を供え物とする。(この日に弔い?)像は厳かに葬られた。
  四日目。喜びの祭り「ヒラリア祭」(キュベレを祭った、大地の生命の再生を祝う祭り。あっち巣の再生もおそらく祝われた。)女神を水浴させる。(ローマのヒラリア祭では、3月27日の、アルモの小川へ行列を作り、虚勢牛の荷車、女神の像、その他神聖な品々に水を浴びせる。水辺から戻ると、、牛や荷車に花々を振りかけた。)
・アッティスは処女から生まれた。処女の胸に熟したアーモンドかざくろの実を入れることで、その処女は身ごもった。
・ヨーロッパ近代の祭りとの類似
  松の木を飾る - メイポール・夏の木
  松の木と像 - 人と木の二重の表象
  スミレと像が木に結び付けられる - 死神像のシャツを木にぶら下げ植物霊の復活を表現
  像は1年間保管し、その後燃やされる。 - メイポールと同じ
・像を一年間保管し新たな像に換える - 植物霊の強壮な生命を維持する
・キュベレの水浴 - 雨乞いの呪術
・アッティスの形容辞「よく実を結ぶ」「刈り取られた緑の麦穂」- 穀物に対するたとえ
・受難と復活 穀物と同じ
・アッティス信者は野菜の種を食べない - 神への冒涜?
・キュベレの大司祭は、「アッティス」と呼ばれる。(ペッシヌスとローマ両方の地で)
 大司祭はアッティスの表象。司祭の両腕から血をとる儀式はアッティスの死の模倣。
 神聖な存在の表象は人から像へ。その後燃やされる。

祭司殺しの擬態は、太古、実際に人間を生贄にした代用だろう。
祭司はかつて君主だった「聖なる王」だろう。
アッティスの代理は、北ヨーロッパの「野人」や「王」、イタリアのネミの司祭に相当
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テーマ:交響詩篇 エウレカセブン - ジャンル:アニメ・コミック

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