金枝篇とか

そろそろ月一くらいで更新します。 昔よんだ、誰もよまなそうな本の書評とか。

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初版金枝篇 第三章 第七節 ディオニュソス

……一応、僕の書いてる金枝篇カテゴリは、エウレカセブンってアニメ見て金枝篇に興味持った人が見てくれることを考えて書いてます、内容ほとんど関係ないんだけど、一応。

この説では、ギリシアの樹木神・ブドウの木の神であるディオニュソスを通して、神の『受難と死』、『復活』『魂の不死』を描いています。そしてまた、儀式において神を殺し、神の肉をたべ、神の血を飲む事を書いています。こういう文化が、キリスト生誕以前からギリシャ・東地中海にあったんだそうです。

また、神に捧げられる(神が食べる)生贄は神そのもの、なんて事も書いてあります。なんとなく、最近話題のユダの福音書を髣髴とさせる 第三章 第七節でした。




ギリシアの神 ディオニュソス(バッコス)
ブドウの木の神・樹木一般の神・栽培された樹木の守護者・樹木の育成を祈祷される・すべての果樹を発見したもの。・自ら農作業を行う

ギリシア人は「木であるデュオニュソス」に生贄を捧げた
信者は主に農夫。果樹園の農夫は木の切り株をデュオニュソスとして果樹園の中におく。

「木の中のデュオニュソス」
ディオニュソスを表す木:直立した柱/腕はない/マントに覆われている/髭を生やした顔/頭部もしくは胴から葉の茂る枝を突き出す

ディオニュソスを形容する言葉
「実り多き」もの、「緑の果実の男」、「果実を育てる」「豊富な」「迸る・ほころびる」「花咲き誇るディオニュソス」

リンゴとイチジクに言及が多い
ブドウの木・松の木が献じられる。
ツギタ・イチジクと関係が深い
デルフォイの信託はコリントス人に松の木を神と同等に扱うように求める
アッティカのアルカイナ 「ディオニュソスのツギタ」
ラケダイモン(スパルタ)「イチジクのディオニュソス」
など

非業の死・再び蘇った。受難と死と復活
クレタ王ユピテル(ゼウス)の庶子。
ユピテルが旅に出る際に幼くして王座と笏を渡され、護衛の手に預けた。
妻ユノ(ヘラ)が護衛を買収し、ユノの従者ティターン族のいる場所に誘い出し、ティターン族はディオニュソスの四肢をばらばらにして遺体を薬草に煮込んで食べた。
この行いに加担していた姉ミネルヴァ(アテナ)は心臓を持ち出し帰還したユピテルに全容を打ち明けた。
ユピテルはティタン族を拷問にかけて処刑。
悲しみを沈めるために像を作りその中に心臓を収めディオニュソスを祭る神殿を建てた。
ディオニュソスの血からザクロが生えた
切断された四肢はアポロンがつなぎあわせパルナッソス山に埋葬した神話もある。

別の物語
デメテルの息子。デメテルが切り刻まれた体を継ぎ合わせ若者の姿に戻した。
埋葬後蘇り天に昇った。
致命傷を受け横たわっているところをゼウスが引き上げた
ゼウスがディオニュソスの心臓を飲み込み、今一度セメレによって新たに生み出した。
(セメレは、一般の伝説ではディオニュソスの母)

儀式
クレタで二年に一回。
ディオニュソスの『受難と死』が詳細に再現
復活が神話の一部となっている地域では復活も儀式において再現された。
『復活・不死』に関する教義が崇拝者たちに熱心に教え込まれた
プルタルコス-娘の死に際しディオニュソスの密議の中の『魂の不死』という考えで妻を慰める手紙
ディオニュソスは母セメレを連れ戻すためハデスの元に下る

アルゴス地方-アルキュオネの湖(下界)からの帰還を祝う。ラッパを吹いてディオニュソスを呼び出し、子羊を湖に投げ込んで死者たちの番人への捧げ物とする

リュディア人
春にディオニュソスの到来を祝った。ディオニュソスの到来=春の到来

植物神 一定期間を下界で過ごす 下界(死者の世界)の神々とみなされる


ディオニュソス:去勢されていない牡牛・牡牛の角を生やした姿であらわされる
ディオニュソスの祭祀の普遍の特徴 - 生きた牡牛と子牛を裂きむさぼり食う
 ディオニュソスの崇拝者は、儀式において以下のように考えていたはず
   神を殺し、神の肉をたべ、神の血を飲む。
ディオニュソス:山羊(子山羊・Kid)
※神を動物として殺す習慣

時代が下ると、神の動物的/植物的外皮がはがされ人間属性だけとどめる
→動植物は、あいまいで理解されがたいつながりを残す
→説明するための物語が捻出される
  動物が惜しまれる←神への奉仕
  動物が殺される←神への危害
ディオニュソスにたいして山羊を生贄にささげる←山羊はブドウの木に危害を加えた

神が特定の動物を食すると語られる場合、この動物は神自身にほかならない
(ディオニュソスの生贄は人間の場合もあった、人間ではなかったかもしれないが)

なぜ、植物神が動物で語られるか → 次節に続く
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テーマ:交響詩篇 エウレカセブン - ジャンル:アニメ・コミック

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